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インプラントって何?気になる治療内容から費用までをわかりやすく!


「歯医者さんに行ったらインプラントを進められた」「インプラントの治療ってどんなことをするの?」。インプラントはよく目にする言葉ですが、詳しいことは分からないという方は意外に多いものです。

 

そこで、インプラントの治療内容長所と短所、費用までを詳しく、そして分かりやすくご説明します。インプラントを検討されている方、興味があって知っておきたい方は、ぜひ参考になさってください。

目次

 

 

1.インプラントとは?

インプラントとは、根の部分からまるごと歯を失った場合に、自分の歯の代わりに「人工歯根+人工歯」を入れる治療法のことです。歯ぐきから出ている「歯の上部」のみ欠損した場合は通常の治療で済みますが、歯根まで欠損してしまった場合にはインプラントが適しています

 

インプラントの構造はおおまかに、歯根部分になる「インプラント本体」と、噛み合わせる歯の部分にあたる「人工歯」、そしてそれらを合体させる「接合パーツ」からなります。人工歯根を骨に直接埋め込むので、一度埋めてしまえば人工歯根が骨組織と融合し、まるで自分の体の一部のようになってしまうのが特徴です。

 

2.インプラントのメリット・デメリット

インプラントの最大のメリットは、天然歯と変わらない噛み心地や、美しい見た目を手に入れられることです。

 

失った歯を補う治療法は、ほかにも入れ歯やブリッジなどがありますが、入れ歯やブリッジはお口の状態が変化するたびに作り変える必要が生じます。しかし、インプラントは正しくケアすれば10年以上利用でき、海外では40年も利用したというデータもあるほどです。

 

また、インプラントは入れ歯などと違って噛む力が落ちることはありません。噛む力が落ちると食べる物を選ぶ上、十分に消化できなくなることがあり、体全体の健康へも影響を及ぼします。

 

インプラントのメリット

  • ・天然の歯のような美しい見た目
  • ・まるで自分の歯のような噛み心地
  • ・何でも美味しく食べられる
  • ・毎日取り外してメンテナンスする必要がない
  • ・耐久年数がほかの治療法と比べて圧倒的に長い
  • ・残っているほかの歯にダメージを与えない
  • ・入れ歯のように急に外れたり金属が見えたりすることがない

 

インプラントのデメリット

  • ・治療には外科手術が必要
  • ・毎日の丁寧なケアが必要
  • ・費用が割高である

 

3.インプラントの治療法


インプラントは人工歯根を骨に埋めるため、歯ぐきを切開するための外科手術が必要です。しかし、手術といっても日帰り手術のため、入院する必要はありません。インプラントの治療は、以下のような流れで行います。

 

3-1.カウンセリング

まずは、患者様のお話を伺います。場合によってはインプラント以外の治療で済むこともあるため、その患者様に適した治療法を一緒に探し、ご希望の治療法を選択していただくことが可能です。

 

インプラントが適しているとなれば、治療について詳しくご説明します。説明の際にはリスクやデメリットなどもきちんとお伝えします。インプラント治療がどのようなものか十分に知っていただき、ご納得いただいた上で安心して治療を受けていただくためです。

 

3-2.事前検査

治療の前にはお口の中の状態を知るために、事前検査を行います。インプラント治療には歯ぐきや粘膜の状態、血管や神経の位置などまでかかわってくるので、レントゲン撮影やCTスキャンなどを行い、お口の中を総合的に把握する必要があるためです。

 

3-3.治療計画の決定

様々な検査をした後は、検査結果を元に治療計画を立てていきます。インプラント治療は長くもつことが特徴です。だれでも長い年月のうちには歯ぐきや歯並びが少しずつ変わっていくため、将来どのような変化があるかを予測してシミュレーションなどをし、インプラントの位置や角度などを精密に計算して割り出します。

 

3-4.インプラント手術

手術は局部麻酔をしてから行います。ですので痛みはほとんど感じません。ただ、不安の強い患者様に対しては、ウトウトしている間に手術が終わってしまう点滴麻酔を用いることもあります。

 

インプラントの手術は通常、日を開けて2回行います。1度目は歯肉を切開してインプラント本体を埋入した後に縫合します。これは、インプラント本体が骨と問題なく定着するかどうか経過を見るためです。1度目の手術はおよそ1〜3時間程度です(お口の状態などによって多少異なります)。

 

3〜6ヶ月ほど様子を見た後、問題がなければ2度目の手術を行います。2度目は歯肉を再び開けて、接続パーツと人工歯をセットするための手術です。

 

※お口の状態によっては1回の手術で済むケースもあります。

 

3-5.定期メンテナンス

2回の手術が終わったら、定期的に様子を見るためのメンテナンスに通っていただきます。インプラントは骨とのわずかな隙間から細菌感染することがあり、ケアを怠るとインプラント周囲炎という歯周病のような病気になる可能性もあります。

 

細菌感染や病気のリスクを回避するために、定期メンテナンスにご協力ください。最初のうちは1ヶ月に1度、その後だんだん間隔を広げていき、最終的には1年に1度位のペースになります。

※万が一の場合の保証を使う際は、どの医療機関でも定期メンテナンスに通っていることが条件となります。

 

4.インプラント治療にかかる費用


インプラント治療は外科手術を伴うため、高度な知識と技術力が必要です。そのため通常の歯科治療より割高になります。個人の状態によっても異なりますが、相場は1本につき約20万円〜40万円です。

 

なかには10万円以下の格安インプラントをうたうクリニックもありますが、粗悪な素材の使用や、知識・技術不足等によるトラブルの発生などのリスクが高いと聞きます。

 

インプラントの治療費はローンが利用でき、医療費控除の対象にもなっています。色々な制度を賢く利用すれば、月々の負担を最小限に抑えることが可能です。

 

5.インプラントが向かない人もいます


インプラントはまるで自分の歯を取り戻したかのように感じられる優れた治療法ですが、なかにはインプラントに向かない方もいらっしゃいます

 

インプラントに向かない人

  • ・成長期の人
  • ・妊婦さん
  • ・顎の骨が弱いまたは薄い人
  • ・ヘビースモーカーの人、禁煙できない人
  • ・骨粗鬆症や糖尿病の人
  • ・重度の全身疾患がある人
  • ・お口の清潔を保てない人
  • ・定期メンテナンスに通えない人

 

インプラントは骨に直に埋め込むため、顎の形や大きさが変化している成長途中のお子さんには向きません治療は数ヶ月にわたるため、妊婦さんにも向いていません。また、埋め込むための骨が十分にない方も難しいです(ただし、造骨などのオプションで可能になる場合がございます)。

 

タバコは歯ぐきの血流を悪くしてインプラントと骨との結合を阻害するため、インプラントを入れた場合は基本的に禁煙していただきます。

 

ガンや心臓病など重度の全身疾患がある場合は基本的には難しいですが、内科の主治医と連携しながら治療できる場合がございます。ご希望の方は一度ご相談ください。

 

インプラントで健康な生活を取り戻そう!

インプラントは外科手術が必要で費用も少々高めですが、入れ歯やブリッジ治療のように何度も再治療をしたり作り直したりする必要がない分、長い目で考えればそう高い治療ではないといえます。

 

また、ほかの治療と比べると、噛む力も健康な歯と変わらず、金属などが見えないので見た目もインプラントとは分かりません。歯を失ってしまった場合は、インプラントにして健康な生活を取り戻しましょう!

 

  • ・インプラントとは失った歯を補うための治療法
  • ・骨に直接埋めるので天然歯と変わらない使用感
  • ・ほかの治療と比べて咀嚼力が強い
  • ・インプラント治療は外科手術を伴う
  • ・治療後は定期メンテナンスとケアが重要
  • ・費用は割高だがローンが使え、医療控除の対象にもなっている
  • ・インプラントに向かない人もいる