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インプラント治療の具体的な流れや期間を知りたい方へ

悩む女性

インプラント治療を始めるにあたり、「治療って何をするんだろう」「どれくらいの期間通えばいいんだろう」というのは気になるところですね。

そこで、ここではインプラント治療の具体的な流れや治療が終了までにかかる期間をご紹介します。

治療の流れや期間を把握していると、スケジュールも立てやすくなりますよ

 

1.インプラント治療にかかる期間

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インプラント治療にかかる期間は、その方の状態によって左右されます

とはいえ、おおよその期間というものもあります。だいたいの目安は以下のとおりです。

  • ・骨が十分にある場合:約4〜5ヶ月
  • ・骨が十分にない場合:約7〜13ヶ月

 

インプラントは直接骨に埋め込む治療法のため、インプラント体よりも骨の厚みや高さがないと治療できません。

どういうことか、詳しくご説明します。

 

1-1.骨が十分にある場合

通常のインプラント体は、長さ8〜14mm程度直径3.3〜5mm程度です。

インプラント体をしっかりと支えられる顎骨の大きさ骨密度が備わっている方は、スムーズに治療ができます。

歯科医院によっては、骨密度が少ないとインプラント治療ができないところもありますが、当院では、柔らかい骨でも対応できるタイプのインプラントシステムもご用意しています。

 

1-2.骨が少ない場合

埋入するインプラント体を包み込むだけの骨の厚みや高さがない場合には、顎の骨を増やす造骨骨再生などをしてからの治療となります。

造骨や骨再生は、骨になじみやすい人工の補填材を入れて、骨と一体化するのを待ちます(約3〜7ヶ月程度

しっかりと固定され骨の量が増えたら、インプラント治療に移ります。そのため、どうしても通常よりも長めの期間を要するのです。

インプラントは入れ歯やブリッジなど歯を失った際のほかの治療よりも期間がかかります。ただし、寿命は格段に長くほかの歯にダメージを与えることもありません

造骨や骨再生については、以下の記事をご覧ください。

 

▶インプラントで行う造骨とは?どうやって骨を増やすの?

 

2.インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ

インプラントの治療の流れは以下になります。ただし、インプラント治療は自費診療となるため、治療の流れや料金がかかる項目は異なります。これからご紹介するのは、あくまで目安です。

  • 1.ご予約・受付
  • 2.問診・カウンセリング
  • 3.事前検査
  • 4.治療計画・治療費の説明
  • 5.インプラント埋入手術
  • 6.被せもの(人工歯)の作成と装着
  • 7.メンテナンス

 

では、ひとつずつご説明しますね。

 

2-1.ご予約・受付

まずは、お電話にてご予約いだきます。

当日は受付の後に問診票への記入があるため、予約時間より少し早めに来院すると余裕を持てます。

 

2-2.問診・カウンセリング

問診票を元にしたカウンセリングで、医師は以下のさらに細かい状況を確認します。

  • ・歯に対するお悩みについて
  • ・現在のお口の中の健康状態について
  • ・お口の状態に対して選べる治療法の説明
  • ・患者様の希望する治療法について
  • ・持病や服用薬の確認
  • ・妊娠やペースメーカー使用の確認

 

2-3.事前検査

お口の中を精密検査します。調べる項目は以下のとおりです。

  • ・歯並び
  • ・顎の関節の状態
  • ・レントゲンによる口腔撮影
  • ・歯科用CTでの撮影

 

CT機材がない歯科医院の場合には、別の医療機関でCT撮影を行う必要があるため通院期間が伸びることがあります。

【ポイント】
歯科医院によってはCT撮影をしないまま治療に入るところがありますが、インプラント治療では口内を正確に把握できるCT撮影は必要不可欠です。万が一、CT撮影なしで治療が進んでしまいそうな場合には、セカンドオピニオンを利用して他院に相談してみるのがおすすめです。

▶当院のCT機材

 

2-4.治療計画・治療費の説明

検査の結果から、その方のお口の状態や予算を考慮し、もっとも適切と思われる治療プランをご提案します。

治療プランはオーダーメイド。なぜなら、お口の状態は個人によって治療法・費用・期間が異なるからです。

最初の問診やカウンセリングで患者様の事情などを伺うのは、無理のない費用スケジュールで治療をスムーズに進ませるためでもあります。

 

当院では、説明漏れや患者様との認識の相違を防ぐため、説明時には以下のような紙をお渡ししています。

▶インプラント治療にあたっての説明同意書(Word文章)(準備中)

 

【ポイント】
虫歯や歯周病
の歯がある場合には、インプラントを良好に保つため、まずは治療してからのインプラント治療へと移ります。

 

2-5.インプラント埋入手術

インプラント手術は、状態によって治療法や手術の回数が異なります。

  • 1回法:手術回数1回。インプラント体と接続部分を同日に埋入する
  • 2回法:手術回数2回。インプラント体と接続部分を別々に取り付ける

 

1回法と2回法については、こちらの記事で詳しく述べています。

▶インプラントの手術の種類(準備中)

 

1回法も2回法も、手術後には抜歯や消毒のための通院が2〜4回必要になります。また、どちらの方法でも次のステップに移る前に、顎骨とインプラント体がしっかりと結合するのを待つ期間約4〜5ヶ月必要です。

さらに、骨が足らない場合にはインプラントを埋める土台を作る造骨や骨造成を行うため、全部で約7〜13ヶ月の治療期間となります。

 

固定期間中の仮歯については、以下の記事で詳しく知ることができます。

▶インプラントの仮歯が重要な3つの理由とすぐに人工歯を入れないワケ

 

2-6.被せもの(人工歯)の作成と装着

顎骨とインプラント体がしっかりと結合したら、被せもの(人工歯)を作成し、装着します。上部構造は細かな調整などを行うため、通常の虫歯治療などより長くなる可能性があります。

また、インプラントの本数が多い場合は、通院回数や治療期間が増える場合があります。

  • ・通院回数:3〜6回
  • ・通院期間:1〜3ヶ月

 

2-7.メンテナンス

インプラント手術のあとは、特に問題がなければメンテナンスを行います。

メンテナンスは年に2〜4回ですが、長く持たせるためには欠かせません。メンテナンスについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

 

▶インプラントでメンテナンスをしないと損をする2つの理由

 

3.治療期間が短くなる1Dayや即日負荷とは?

インプラントの構造

1 Dayや即日負荷は、通常のインプラント治療の流れとは異なり、手術当日に仮歯や被せものを装着する治療法です。

通常のインプラント治療より期間が短くて済みますが、メリットがある反面デメリットもあるので、希望する場合にはよく理解した上で臨みましょう。

  • メリット
  • ・全体の治療期間が2〜4ヶ月程度で済む
  • デメリット
  • ・骨量・骨密度が十分でないと治療できない
  • ・手術当日の施術時間が長い
  • ・スキルのある歯科医師が必要
  • ・感染症やグラつきなどのリスクが高まる

 

インプラント治療はよく説明を聞き、分からないことがあれば何でも質問しよう

相談に乗る歯科医師

インプラント治療の流れや期間は、その方のお口の状態症状によって様々です。

疑問をうやむやにしてしまうと、あとで不信感につながり治療にも影響が出ます。問診やカウンセリングでは、気になることがあれば些細なことでも相談しましょう。

 

◆この記事のまとめ
1.骨が十分にある場合の治療期間は4〜5ヶ月程度
2.骨が十分にない場合の治療期間は7〜13ヶ月程度
3.事前検査には立体的に口内を把握できるCT検査が必須
4.治療後のメンテンナンスがインプラントの寿命を左右する
5. 1Dayや即日負荷は一定条件が必要