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インプラントは交換できる?インプラントの再治療(リカバリー)について

インプラントを交換

「インプラントを入れたけど、なんだか合わない気がする」

「治療を終えたインプラントが痛い」

「インプラントがグラグラする」

「昔入れたインプラントが抜けてしまった!」

こういったお悩みを持つ方がいらっしゃいますが、どうしたらいいかわからなくて、なんとなくそのままになってしまう方も多いようです。

しかし、トラブルのあるインプラントをそのままにしておいては危険です。できるだけ早めに交換しましょう

今回はインプラントの交換について詳しくご説明します。今交換の必要に迫られている方はもちろんのこと、これからインプラントをする方もぜひチェックしてみて下さい。

 

インプラントの交換について

まずは診察して交換が必要かどうかを診断し、必要なら治療方針や方法を立てます。

それによって、上部構造だけ取り替えればいいか、それとも全部を交換しなければならないのかが決まります。

インプラントがグラグラするというケースは、大抵の場合、上部のネジがゆるんでいるだけのことが多いです。この場合はネジを締め直すだけで済みます。

また、インプラント体は骨の中にあるため、破損する可能性は低いです。インプラント全体を丸々交換しなければならないのは、インプラント周囲炎などにかかって骨がなくなってしまった場合が多いでしょう。

 

▶インプラント周囲炎について

 

他院で行ったインプラントは交換できる?

他院で行ったインプラントでも交換することは可能です。ただ、基本的には前回治療したのと同じ歯科医院で交換するのが望ましいです。

なぜなら、インプラントはメーカーによって形状や大きさが異なるからです。インプラントのメーカーは、日本だけでも30種類以上。ネジが違えばドライバーも異なりますし、取り扱っていないメーカーを取り寄せる場合、取り寄せにかかる時間や費用が大きくなることも考えておく必要があります。

ただし、以下のような場合は他院で治療しなおす方がいいかもしれません。

  • ・何度調整してもらってもインプラントがグラグラする
  • ・再治療をお願いしても対応してもらえない
  • ・転居していて治療に通えない
  • ・治療してから相当時間が経っていて、どこでやったか忘れてしまった
  • ・昔通っていた歯科医院がなくなっている

 

インプラントは正しいケアをしていれば何十年ともつものなので、交換したいと思った時に治療してから10年以上時間が経っていることもまれではありません。

10年以上も時が経てば、転勤や結婚して遠方に転居していることもありますし、歯科医師が閉院していることも十分に考えられます。

そういった場合には違う歯科医院で事情を話し、最初の段階からインプラント治療をしてもらうことになります。

 

▶当院のインプラント

 

インプラントの交換が必要なケース

インプラントの交換が必要なのは明らかに不具合があるケースですが、なかには下記のように思って戸惑ってしまう方もいらっしゃるようです。

  • ・「交換したいと思っているけれど、専門家からみたら取るに足りないことかもしれない」
  • ・「せっかくやってもらったので、歯科医師に申し訳なくて再治療が言い出せない」

 

しかし、インプラントがお口に合っていないと、かみ合わせが崩れてしまったり口内の事故が起きたりと、別のトラブルにつながる可能性があります。

以下のような場合には、なるべく早く歯科医師に連絡してください。

  • ・かみ合わせが合っていない・違和感を感じる
  • ・インプラント治療後の仕上がりが思い通りではない
  • ・インプラントがグラつく
  • ・インプラントから臭いや出血がある、膿が出る
  • ・インプラントが破損しまった
  • ・インプラントが歯ぐきから見えている
  • ・インプラントが抜けてしまった!

 

インプラントを交換しないとどうなる?

インプラントを交換する理由は様々ですが、交換しなければならないのに放置してしまった場合には、以下のリスクが高まります

  • ・全体の歯列が崩れることによるリスク
  • ・インプラント周囲炎が進むことによるリスク

 

それぞれのリスクの内容をもう少し詳しく見てみましょう。

  • 全体の歯列が崩れることによるリスク
  • ・よく噛めないので消化不良になる
  • ・歯列が崩れて見た目が悪くなる
  • ・かみ合わせが合わず全身の骨格がゆがむ
  • ・かみ合わせが合わず顔がゆがむ
  • ・慢性的な肩こりや腰痛になる

 

インプラントの噛む力は強いので、合っていないままにしておくとインプラントに余計な負荷がかかって破損の原因になるうえ、他の歯にもダメージを与えてしまいます。

また、かみ合わせは全身の骨につながっているので、歯列が崩れていれば骨格も歪んでしまい、下記のような問題を引き起こす可能性があります。

  • インプラント周囲炎が進むことによるリスク
  • ・骨が痩せて人相が変わる
  • ・歯周病菌が全身に入り梗塞や糖尿病のリスクが高まる
  • ・膿が出て強烈な悪臭
  • ・かみ合わせが合わず顔がゆがむ
  • ・慢性的な肩こりや腰痛になる

 

インプラント周囲炎が原因でインプラントの交換が必要な場合は、早急に対処しなければなりません。

インプラント周囲炎の進行はとても早く、放置しておくとどんどん悪化していってしまいます。

できるだけ早い対応が必要です。

 

インプラントをリカバリーするときの費用と期間

インプラントの交換、いわゆるリカバリーするときの費用や期間は、治療を行う医療機関によって異なります。その理由は、インプラントが自由診療のためです。インプラント治療の価格設定は医療機関に委ねられています

インプラント交換の費用

インプラント交換にかかるお金

  • ・治療後すぐの場合:保証期間内であれば無償
  • ・治療後数年たった場合:保証期間内であれば無償に近い費用
  • ・治療から10年以上たった場合:自費

 

保証期間内であれば無償や無性に近い価格で行ってくれますが、交換の原因が定期メンテナンスに通っていなかった・ケアをサボっていたなどの場合には、保証が使えないので注意が必要です。

撤去してインプラントを再度埋入する場合には、検査・手術費・インプラント代などが必要となりますが、今使っているインプラントを再利用できる場合には、検査費と治療費などで済むでしょう。

 

▶当院のインプラント治療費

 

インプラント交換の期間

インプラント交換にかかる期間

治療期間に関しては、交換する部位によって異なります。

上部構造の交換だけの場合には、上部構造を作製する期間+治療期間になります。

  • 上部構造の交換治療
  • ・治療期間…1〜3ヶ月
  • ・通院回数…3〜6回

 

インプラントを撤去して最初から行う場合の目安は以下になります(状態によって異なります)。

  • 最初から治療する場合
  • ・治療期間…3〜7ヶ月
  • ・通院回数…4〜6回

 

また、骨を増やす骨再生や骨移植などを伴う場合には、もう少し期間が長くなります。

  • 骨を増やす治療を伴う場合
  • ・通院期間…5ヶ月〜1年前後
  • ・通院回数…6〜10回程度

 

※人によって治癒の状態などが違うため、治療期間も異なります。

 

インプラント治療を受けるときの注意点

インプラント治療を始める前には、必ず歯科医師から詳しい説明があります。説明のなかには再治療に関しても触れていると思いますので、よく聞いておきましょう。

  • ・再治療が必要になったとき価格
  • ・保証期間や条件
  • ・セカンドオピニオンについて

 

インプラントは歯科医院選びと正しいケアで再治療を防ごう!

インプラントは精度の高いインプラント材を使うことは重要ですが、それを活かすには高い技術とスキルを持った歯科医師であることが前提にあります。歯科医院選びは慎重に行いましょう

また、日頃のケア定期メンテンナンスWケアで、インプラントの寿命を伸ばしましょう。

◆この記事のまとめ
1.インプラント交換は基本的に同じ医療機関で行う
2.やむを得ないときは他院でも交換できる
3.ほとんどが上部構造を交換するケース
4.骨がなくなった場合などは全部を交換する場合も
5.費用や期間は医療機関によって異なる
6.治療後すぐのトラブルや保証期間内なら条件を満たしていれば無償でできる