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教えて!インプラントQ&Aよくあるご質問|田口歯科医院

インプラントについて詳しく説明します

「インプラントにした友人が『快適になった』と聞いて、自分もやってみたいと思うけれど、具体的にどんな治療なのかよく知らないので不安」という方がよくいらっしゃいます。

実際に来院いただければ、直にご説明することが可能なのですが、「説明のためにだけわざわざ行くのも…」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、ここではインプラントについてよくあるご質問を取り上げ、わかりやすく解説いたします。

インプラントがどのようなものなのか詳しく知りたい方は、ぜひご参考ください。

 

1.そもそもインプラントとはどんな治療法ですか?

インプラントとは、顎骨に人口の歯根を埋め込んで上から人工歯をかぶせる治療法です。

虫歯や歯周病、または外傷などで歯を失ってしまった際に用いられます。

その歴史は意外と古く、紀元3世紀頃のローマ人の遺骨から発見されています。

日本でも1978年から色々と試行錯誤されましたが、現在の形の臨床可能なインプラントは1983年からです。それからの技術の進歩はめざましく、今では様々なインプラントが開発されています。

 

2.インプラントの具体的な治療法を教えて下さい

インプラントと普通の歯の治療はどう違う?

治療法としては、外科手術歯茎を切開したあと歯科専用ドリルで穴を開け、インプラント体を骨に直に埋め込みます。

骨とインプラント体がしっかりと固定したら、人工歯を被せます。

人によっては骨の厚みや量が足りないこともあり、そういった場合には骨を増やす手術も必要になることがあります(骨再生や造骨)。

 

3.インプラント治療は痛くないですか?

インプラント治療って痛くないですか?

治療中は局所麻酔を使うので、痛みは感じません。ただし、手術が終わって麻酔が切れると、痛みを感じることがあります。

手術後は痛み止めを処方しますので、医師の指示に従って服用してください。

また、局所麻酔の痛みに不安がある方はご相談ください。リラックスした状態で手術を受けられる静脈内鎮静法という方法も行っています。

 

4.インプラントの構造や材質を教えて下さい

インプラントは3構造からなっている

インプラント体の材料はチタンです。チタンは金属の中でも人体に馴染みやすく、人工関節など様々な医療にも使われています。被せものの人工歯には主にセラミックが使われます。

また、構造は大きく以下の3つになっています。

  • ・インプラント体
  • ・人工歯(義歯)
  • ・アバットメント

 

アバットメントとは、インプラント体と人工歯をつなぐパーツのことです。

一般的にはアバットメントはネジ状になっていて、インプラント体とくっつくようになっています(自分で外すことはできません)。

アバットメントと人工歯をまとめて「上部構造」と言ったりもします。

当院では、国内でトップシェアを誇る日本製GCインプラントというメーカーを採用しています。

GCインプラントは精度が高く様々な状態の患者様に対応できる商品ラインナップが特徴です。

 

5.インプラント治療の期間はどれくらいですか?

インプラントの治療期間はどれくらい?

インプラントの治療期間は、人によって異なります。事前のカウンセリングや検査を含めると、約半年程度と考えて良いでしょう。

人はそれぞれ骨密度や治癒の早さなどが異なります。骨とインプラント体の固定具合などを診て治療を進めていきます。

あごの骨を増やす治療が必要な場合はさらに3〜6ヶ月かかります。

なお、長期の出張などで途中通院が難しい場合は、事前にご相談ください。スケジュールと治療計画をすり合わせて決めていきましょう。

 

6.インプラント治療のメリットとデメリットを教えて!

インプラントのメリット・デメリット

  • インプラント体治療のメリット
  • ・しっかりと噛める
  • ・他の歯にダメージを与えない
  • ・ケアさえ気をつければ一生使える

 

インプラントは基本的に、入れ歯やブリッジのように合わなくなって作り直すということがありません

噛む力も強いので自分の歯のようになんでも噛むことができます
一方、デメリットは、以下のものです。

  • インプラント体治療のデメリット
  • ・インプラント周囲炎になりやすい
  • ・他の治療よりも費用がかかる

 

インプラントを埋めている周辺組織は歯周病にかかりやすいです。そのために、毎日の歯磨きと定期メンテナンスは欠かせません

また、他の治療よりも高額なイメージがありますが、それはあくまでも他の治療でプラスチックや銀などを使った場合との比較です。

最近では入れ歯やブリッジも、審美性を気にされてセラミックなどを希望する方が多く、そうすると費用は高くなります。

また、入れ歯やブリッジの寿命は短いため、一生に何度か作り変えが必要となるのでその度に費用もかかります。インプラントは初期費用こそやや高めですが、長い目で見ると他の治療費より安くなる場合もあります。

 

7.インプラントはどんな人でもできますか?

インプラントができないのはどんな人?

インプラントができるのは、基本的に成人です。18歳未満の方はまだ顎骨が成長している可能性があるため難しいです。

また、成人であっても以下の方はインプラントが難しいです。

  • ・虫歯や歯周病がある
  • ・重度の全身疾患がある
  • ・ヘビースモーカーの方
  • ・口内の清潔を保てない方

 

虫歯や歯周病がある方は、インプラント治療の前に改善することが必要です。

重度の全身疾患がある方は、外科手術でのリスクが高いです。軽度の場合は内科の医師と連携して治療できる場合があります。

▶全身疾患を理由に他院で断られてしまった方へ

最近ではヘビースモーカーの方はめったに見かけなくなりましたが、喫煙をしているとインプラント周囲炎になりやすいというリスクがあります。治療前は2週間の禁煙、治療後は本数を減らすなどの注意が必要です。

 

8.なぜインプラント治療の前にCT撮影をする必要があるのですか?

当院ではCT機械を導入しています

CTでは、骨・血管・神経・粘膜など、お口のあらゆる状態を立体的・多角的に知ることができます。レントゲン撮影の平面的な画像では、インプラント体を埋める角度や深さまでは計算することができません。

また、どこに血管や神経が通っているのか細かく知ることで、治療中のトラブルを未然に防ぐことができます。

CT撮影は、インプラント治療にとって必要不可欠なものです。ご協力ください。

 

9.虫歯や歯周病があってもインプラントはできますか?

虫歯や歯周病があってもインプラントは可能?

虫歯や歯周病がある状態のままインプラント治療をすると、インプラントが定着しないばかりかインプラント周囲炎になってしまうというリスクがあります。

事前にお口の中の虫歯や歯周病を治療し、インプラント周囲炎のリスクを下げてから治療に入ります。

 

10.インプラント治療後に注意することを教えて下さい

治療後の注意事項

インプラント治療後は、外科手術をした直後ですので次のことにご注意ください。

  • ・処方された鎮痛剤や化膿止めを指示通りに飲む
  • ・激しい運動は避ける
  • ・うどんやおじやなど柔らかめの食事にする
  • ・タバコは吸わない、または本数を減らす

 

また、気になることがありましたら、どんな些細なことでもすぐにご連絡ください

治療後に不安があると、今後の定期メンテナンスにきちんと通えるかどうかにも影響があります。患者様の不安や疑問をできるだけ解消するように心がけていますので、お気軽にお話しくださいね。

 

11.治療が終わっても定期的に通わなければならない理由はなんですか?

インプラントには定期メンテナンスがとても重要です

定期メンテナンスでは、以下のようなことを行います。

  • ・インプラント体と骨の固定具合のチェック
  • ・お口の中の虫歯や歯周病のチェック
  • ・歯磨き指導
  • ・専門機器による徹底したクリーニング

 

インプラントは歯周病が一番の大敵です。お口の中にプラークや虫歯、歯周病があると、インプラント周囲炎になる可能性があります。

定期メンテナンスでは、インプラント周囲炎の予防として、お口の中のチェックやクリーニング、歯磨き指導などを行います。

6ヶ月に一度は定期メンテンナンスに通うのがおすすめです。

 

12.インプラントをしていたらMRIやCTの検査は受けられないのですか?

インプラントはMRIがNG?

昔は、病院で検査や人間ドッグを受ける時に「インプラントを入れているとMRIを受けられません」と言われることがありました。

MRIは磁力で身体の断面を撮影するため、金属のインプラントが体内にあると撮影に影響していたからです。

しかし、それは一昔前の話。近年では技術が向上し、インプラントを埋めていても問題ありません

ただし、磁石でくっつくタイプのアバットメントを使っている方は別です。その場合は歯科医院で外してから、MRIの検査を受けるようにしてください。

 

インプラントのよくある質問のまとめ

インプラントは失った歯の代わりとして有効な治療法です。今までにも、インプラントにして人生が変わったという嬉しい声をたくさん頂いています。

外科手術が怖いという気持ちがある方もいらっしゃいますが、実際にはとても小さな手術で、1本埋めるだけならば30分程度で終わることもあります。

今回ご紹介した内容以外でも疑問や不安がある方は、お気軽にお声がけください。

 

◆この記事のまとめ
1.インプラントは骨に人工歯根を埋める治療法
2.外科手術を伴うが局所麻酔をするので痛くない
3.インプラントの構造は3構造。主にチタンが使われている
4.メリットは噛む力が強く一生使えること
5.デメリットは初期費用が高くインプラント周囲炎になりやすいこと
6.全身疾患やヘビースモーカーなど治療に向かない人もいる
7.虫歯や歯周病の人は先に治療をして改善する
8.定期検診ではチェック、クリーニング、歯磨き指導をしてインプラントのケアをする
9.インプラントをしていてもMRI検査は受けられる