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インプラントが怖い人へ|安全性とリスクを回避する5つの方法

「インプラントがいいみたいだけど、手術するのは怖い」

「インプラントのトラブルってよく聞くけど、本当に安全なの?」

「骨に金属を埋め込んでも大丈夫なの?」

など、インプラントにマイナスイメージを持つ方は少なくありません。しかし、一方では「インプラントにしたらまるで自分の歯が蘇ったようだ」と喜ばれる方が多いのも事実です。

インプラントの安全性やリスクについて不安があるなら、どうぞこの記事を読んでみてください。きっと不安が解消されてスッキリしますよ。

 

インプラントの安全性は?

インプラントは安全性の高い治療法です

インプラントは安全性の高い治療法です。

厚生労働省が発表したインプラントの生存率は、10〜15年で約90%程度。他の治療だと、経年劣化や加齢によってどうしても作り直しが必要になりますが、インプラントは10年以上も使い続けられるほど、安全性が高い治療なのです。

参考:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A

といっても、具体的に何が安全なの?と思うでしょう。そこで、どう具体的なのか説明していきます。

 

材料は骨に馴染みやすいチタン性

インプラントに使われる主な材料は、チタンです。チタンは金属ですが、金属の中では群を抜いて生体親和性が高く、骨と融合できるということから、世界各国どのメーカーでもメインに使われています。

チタンは噛む力に耐えうるくらい硬く、溶けにくいのが特徴です。その安全性の高さは、人工関節植え込み式の心臓弁などにも使われているほどです。

 

緻密な事前検査を行う

インプラント治療を始めるには、骨の状態血液、神経の位置などを立体的に調べる緻密な検査をします。

口の中には神経や血管が細かく走っていますが、どこも傷つけずに安全にインプラントを入れるには、事前の検査が何よりも重要なのです。

また、外科手術を伴いますので、全身疾患や血液に問題がないかどうかも事前に調べます。もしも問題がある場合は、内科の担当医と連携をとり、確認をしながら治療を進めるので安心です。

 

より安全性の高いオペレーションガイドを使用

オペレーションガイドとは、インプラントをより正確に埋入するために医師が使う道具です。その方の症状や状態に合わせてオリジナルのものを作ります。

オペレーションガイドを使わなくても治療することは可能ですが、オペレーションガイドを使用すれば、より確実かつ安全に治療を行うことができます。経験豊富な医師が用いれば鬼に金棒というところです。

 

手術が怖い方には特別な方法も

手術中は局所麻酔を使うので痛みを感じませんが、手術や麻酔の注射自体が怖いという方には、静脈内鎮静法という方法もあります。

静脈内鎮静法は、鎮静剤を入れた点滴を利用して行うもので、心身ともにリラックスした状態を保持します。

笑気麻酔よりも強力で、うたた寝状態のうちに手術が終わってしまうので、恐怖を感じることはありません。

 

インプラントで医療事故が起きるケース

インプラント失敗した!?

手術が怖いという方で、おそらく恐れているもうひとつの理由は、医療事故でしょう。

年間数件程度とごく少数ですが、以下のようなトラブルが報告されています。

  • ・インプラント治療後にグラつく
  • ・抜けてしまう
  • ・適切な場所に入っていない
  • ・感染症が起こる

 

インプラントで医療事故が起きる理由は、医師側に問題があります。医療ミスを防ぐには、十分な配慮が必要ですが、それ以外にも以下のような場合に起きてしまうと考えられます。

  • ・全身疾患など全身の状態の把握が不足している
  • ・口腔内の検査が不十分
  • ・感染対策が十分でない
  • ・知識不足

 

インプラント治療を安全に受けるには、歯科医選びはもっとも重要なポイントといえるでしょう。

 

安全にインプラント治療を行うための歯科医院選びは?

清潔な歯科医院

では、良い歯科を選ぶためのポイントは?ということになりますが、ポイントは5つあります。

  • 1.CTなど設備が整っている
  • 2.専門的かつ高度なスキルを持った経験豊富な医師がいる
  • 3.料金体系が明確である
  • 4.治療後のメンテナンスやケアが充実している
  • 5.感染対策が十分になされている

 

詳しくご紹介していきますね。

 

1.CTなど設備が整っている

インプラント治療には、口内や骨を立体的に把握できるCT検査は必要不可欠です。

レントゲンでの平面撮影だけでは難しい骨や血管、神経などの角度や詳細な位置などが分かるCT機器が、クリニックに導入されているかどうかを確認しましょう。

 

2.専門的かつ高度なスキルを持った経験豊富な医師がいる

インプラントには高度な技術や専門スキルが必要です

日本口腔インプラント学会など、インプラントに関する学会で認定医や専門医に指定されている医師ならば、高い技術や豊富な経験を持っています。

ホームページなどで調べると掲載されていますので、調べてみましょう。

 

3.料金体系が明確である

インプラント治療は、ふつうの歯科治療よりも高額です。全体の治療費がわからないままに次々に治療が追加されるのでは、不信感が募るばかりですよね。

治療を受ける前に、料金体系についてきちんと説明を受けましょう。

  • 押さえるべきポイント
  • ・手術費やメンテナンス料などすべてを含めた治療費
  • ・トラブルが起きた場合の保証
  • ・追加費用の条件

 

4.治療後のメンテナンスやケアが充実している

インプラントは治療の後も、定期的なメンテナンスが必要です。

インプラントを埋めた周辺は歯周病になりやすく、一度歯周病になるとインプラントの寿命が短くなってしまうからです。

クリニックによっては治療したら終わり、というところもありますが、治療後のメンテナンスへの意識の高さも、歯科医院を選ぶ重要なポイントのひとつです。

 

5.感染対策が十分になされている

昨今は新型ウイルスの影響もあって、どこも感染対策に敏感になっていますが、インプラント治療をする歯科医院では、もともと感染対策は必須です。

誤って骨などに細菌感染してしまうと、インプラントが骨にうまく結合せずにグラついたり再治療となってしまいます。

院内の清潔はもちろん、使う器具などにも十分感染対策をしているかなどをチェックしましょう。

▶当院の感染対策

 

インプラント治療は正しく医師を選んで安全に受けよう!

インプラント治療は安全な治療法です。ただし、より安全に受けるためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。人工とはいえ、歯は一生使っていく大切なもの。治療の出来の良し悪しは担当医にかかっていますので、医師選びは慎重に行い、信頼の置ける経験豊富な歯科医師を探して安全に治療を受けてくださいね。

◆この記事のまとめ
1.インプラントの材料は人体に安全なチタン
2.安全に治療を受けるにはスキルの高い医師選びがもっとも重要
3.手術が怖い方には静脈内鎮静法がおすすめ
4.オペレーションガイドはより正確に治療できる
5.CT機器を導入しているかどうかは一つの基準
6.院内の清潔、感染は万全か確認する