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20代のインプラント|スポーツや事故で歯を失った場合の治療法

20代でインプラントってあり?なし?

スポーツや事故などで歯を失ってしまった場合の治療のひとつに、インプラントという選択肢があります。でも、

「インプラントって高齢の人がするものじゃないの?」
「インプラントってすごく高額なんじゃないの?」

と思っている方もいるかもしれませんね。そこで、最近増えてきた20代のインプラント希望の方に向けて、インプラントのメリット・デメリット、注意点などについて詳しくご紹介していきます。

 

20代でインプラントをするメリット

インプラントは歯の根っこからなくなってしまった部分人工の歯を入れる治療法です。

メリットはたくさんありますが、特に20代にメリットになると思われることを挙げてみますね。

 

自分の歯と変わらない噛む力が手に入る 

インプラントは人工の歯の根を直接骨に埋め、その上に人工の歯冠(歯茎から上の部分)を被せる治療法です。

土台が骨のため、グラついたり外れたりすることがなく、自分の歯と変わらずに使うことができます。

歯を失った場合の治療法として、入れ歯やブリッジなどもありますが、それらに比べると噛む力はとても強いです。

  インプラント ブリッジ 入れ歯
噛む力 天然歯とほぼ同じ 天然歯より約50〜60%低下する 天然歯より約70〜80%低下する

噛む力が減ると、お肉や硬いものなどを食べるときや、スポーツなどで歯を食いしばるのが難しくなります。

もちろんインプラントも過度な力が加われば破損することもありますが、上部の人工歯冠が欠けて交換などで済む場合が多いです。これからの長い人生を楽しむには、できるだけ自分の歯と近い感じで噛める方が良いでしょう。

 

自然な見た目で自信がつく

歯が綺麗だと仕事やプライベートでも自信がつきます

インプラントは自分の歯に近い色を作ることができます。また、入れ歯やブリッジは他の歯に金属やプラスチックのフックなどをかけて支えるので口を開けると見えてしまいますが、インプラントは骨に埋めるため、自然な見た目をキープすることができます。

インプラントは美しく仕上がり、咬み合わせも改善されるので、対人関係にも自信もつきます。

 

外科手術に耐えられるだけの体力がある

若い人は体力も回復力もある!

インプラント治療は、全身の状態が良くないと受けることができません

高齢でインプラントをする際には、外科手術に耐えうるだけの体力合併症などの心配がありますが、20代の若い方は体力がある分、そういった心配がないのがメリットです。

 

術後の治癒力が高い

20代は回復力や治癒力が高い

20代は回復力が高いので、手術の後の治癒骨との結合比較的早いです。そのため、中年や高齢になってからインプラント治療をするよりも、治療期間が短くて済むでしょう。

インプラントは骨の量が十分にないと難しくなりますが、骨密度や量がしっかりある20代なら、手術も簡単になるケースが多いです。

 

残存歯を守れる

入れ歯は健康な他の歯にフックなどをかけますし、ブリッジは両隣の歯を支えにするため、残っている自分の歯がダメージを受けて虫歯や歯周病になりやすくなります。

しかし、インプラントは埋め込んだ部分のみで成立しているため、残存歯にダメージを与えることがなく、むしろ残存歯の寿命を守れるといえるでしょう。

 

20代でインプラントをするデメリット

上記のようにメリットはたくさんありますが、よく検討するためにデメリットも知っておきましょう。

 

外科手術が必要

インプラントは外科手術が必要です

インプラントは他の治療と比べて外科手術が必要です。

骨に直接埋め込むため、歯茎を切開し骨に小さな歯科用ドリルで穴を開け、縫合します。

ただし、メスを使わないフラップレス手術や、リラックスした状態で手術を終えることができる静脈内鎮静法など、痛みや腫れの少ない方法を採用していますので、お気軽にご相談ください。

▶当院のインプラント

 

治療費が高め

治療費はお財布と相談…

インプラント治療は、保険が適用されないため基本的に自費診療です。そのため、どうしても数十万など高額になります。

「今のお給料で何十万も貯められない!」「まだ学生だし!」という方もいらっしゃると思いますが、デンタルローンなど分割払いもありますので、ご安心ください。

また、高額治療は医療控除の対象になります。ご家族との合算もできますので、そういった制度を利用するのもおすすめです。

▶国税庁「医療費を支払った時(医療控除)」

 

20代でインプラントをする際の注意点

インプラントの治療を受ける時には、いくつかの注意点があります。

こちらもしっかりと把握しておくと良いでしょう。

 

日々のケアと定期メンテナンス

特に寝る前の歯みがきは重要です

インプラントはインプラント周囲炎という病気になりやすい特徴があります。

インプラント周囲炎を防ぐには、毎日の歯みがきは欠かせません。口の中に虫歯や歯周病があると感染ってしまうことがあるからです。

また、6ヶ月に一度ほどの定期検診に通うことが必須です。定期検診では自分ではできない部分のクリーニングや、インプラントや口全体のチェックをします。歯みがきや通院が面倒でサボりがちな方には、インプラントは向いていないといえます。

 

成長がストップしているかどうか

インプラントは骨に埋め込むため、顎の成長が止まっていないと咬み合わせがズレてしまいます。

そのため、インプラントは成長が止まった18歳以上くらいからが対象となります。

 

インプラントの治療期間

インプラントの治療期間は、虫歯治療などと違ってやや長くなります。

事故などで顎骨を激しく損傷したような場合は骨の治癒期間が必要ですが、20代で骨が健康な場合は、4ヶ月〜半年程度かかるとみておきましょう。

ちなみに、高齢で骨の量が少ない場合には、骨を増やす治療などが必要なためプラス4〜5ヶ月かかります。

 

インプラントの耐久性

GCインプラント

インプラントは自費診療なのではじめから良い品質を選ぶことができ、耐久性が高いです。一方、保険適用のブリッジや入れ歯の場合は、最低限の材料を使うため経年劣化や変色は考慮されていません。

また、インプラントは他の治療法と比べて寿命もとても長いです。

  • ・ブリッジの寿命:7〜8年
  • ・入れ歯の寿命:4〜5年
  • ・インプラントの寿命:10〜15年以上

※自費診療のブリッジや入れ歯は、材料によっては寿命がもう少し伸びることがあります。

入れ歯やブリッジは経年劣化によって作り変えが必要になるので、その分費用もかかります。しかし、インプラントは治療費が高くても寿命が長いので、長い目で見ればコスパが良いといえます。

 

インプラント治療をする際の歯医者の選び方

誠意のある医師

歯医者選びで押さえておくべきポイントは、以下の5点です。

  • 1.インプラント専門医がいる歯医者
  • 2.インプラント以外の相談に応じられる
  • 3.料金プランが明確
  • 4.設備が整っている
  • 5.将来を見据えた提案をしてくれる

 

インプラントは専門的なスキルが必要です。また、インプラント以外の様々な状態も併せて考え、対応できる豊富な経験があると安心ですね。

料金は後から追加が出る場合もあります。追加料金が発生する条件や、最終的にいくらかかるのか説明を受けましょう。

設備については、外科手術ができることと、感染対策がしっかりと行われていることが最低限必要です。その他、歯科用CTの機器があるかどうかがポイントです。

歯は70歳80歳になっても使うものです。将来まで見据えて問題点や傾向などをきちんと説明してくれる医師が望ましいですよ。

 

20代で歯を失ったらインプラントがおすすめ

20代で歯を失った場合、いくつかの治療法の中でもインプラントはおすすめです。

治療費はやや高額ですが、長い目で見ればコスパがよく口の健康にも良い選択といえます。

◆この記事のまとめ
1.20代でインプラントをすると体力や回復力の面で有利
2.ブリッジや入れ歯と違い何でも美味しく食べられる
3.スポーツ時に外れたりズレたりしない
4.見た目が自然で美しい
5.残存歯にダメージを与えない
6.分割払いや医療控除が使える
7.毎日の歯みがきと定期検診は必須
8.医師選びは慎重に