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インプラントはセカンドオピニオンを賢く利用するのがおすすめ!

はじめてのインプラントは、正直ちょっと不安ですよね。中には「本当にこの治療法でいいのだろうか?」「他のクリニックで受けた場合も同じことをするのかな?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

そういった治療への不安を解消するために、「セカンドオピニオン」という制度があります。セカンドオピニオンは誰でも利用できるものです。

ここでは、インプラント治療でセカンドオピニオンを利用する時のメリットやポイント、注意点などをご紹介します。

 

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンは、どの医療機関にもあります

セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師から話を聞くことです。
特に歯科医療の世界は日進月歩で、医療機関ごとに提供できる医療内容や方針が違うことがあります。

患者さんは受けたい治療を受ける権利があります。医師側は患者さんにベストだと思う医療を提供しますが、患者さんは希望する治療を受けるのが望ましいとも思っています。

そこで、患者さんと主治医との間で治療内容を判断するために、別の医師の意見を聞くのです。いわば、ベストな治療内容を選択する作業といっても良いでしょう。

セカンドオピニオンは医師を変えることと思っている方も多いのですが、それなら最初から転院すればよいのです。

セカンドオピニオンは、転院が前提というわけではなく、より安心・納得して患者さんが治療を受けられることが目的です。ですので、主治医との関係が悪くなるということはありません。

 

セカンドオピニオンの流れ

  • 1.セカンドオピニオンを利用する意思を主治医に伝える
  • 2.セカンドオピニオン先を決める
  • 3.主治医から紹介状・診断情報をもらう
  • 4.セカンドオピニオンを受ける
  • 5a.主治医と治療法を再検討する
  • 5b.治療する医療機関を決める

 

複数の医療機関で説明を受けたうえで、主治医と治療法を再検討します。また、他院で聞いた説明で納得できた場合、他院に転院することもできます。

 

セカンドオピニオンを利用するメリット

セカンドオピニオンの具体的なメリットは、以下の5つです。

  • ・他の医師の意見を聞ける
  • ・新たな選択肢が増える可能性がある
  • ・インプラント治療についての理解が深まる
  • ・誤診を防げる
  • ・主治医との信頼が深まる

 

ひとつずつ詳しく説明していきますね。

 

他の医師の意見を聞ける

インプラントは骨の量や厚み、歯茎の柔らかさ、全身疾患の有無などを総合的に判断し、適切な角度・太さ・施術方法がとられます。

例えば、骨が足りない場合は骨再生治療をしますが、必要という医師と不要という医師がいることも考えられます。セカンドオピニオンを利用すると、なぜ骨再生治療が必要なのか、あるいは不要なのかというそれぞれの考え方や意見の根拠などを聞くことができるのです。

また、全身疾患に対しても、少しでもリスクがあればインプラント治療はしないという医師もいれば、内科医と連携して進められるという医師もいます。

さらに、インプラントは様々なメーカーがあり、メーカーごとに形や素材が異なります。どの医師も最善と思うインプラントを導入しています。説明を聞いて比較することができるのも、セカンドオピニオンのメリットです。

 

新たな選択肢が増える可能性がある

インプラントは複雑で繊細な治療です。そのため同じ症状に対して、いくつもの治療法が存在することも多いです。

ひとつの医療機関では設備やスキルなどから選択肢が限られます。しかし、別の医師や医療機関から話を聞くことで、新たな選択肢が発見できる場合もあります。

 

インプラント治療についての理解が深まる

複数の医師に話を聞くと、インプラント治療に対する理解が深まります。

例えば、同じことを伝えるにも、人によって言葉が違いますね。同じように、ご自分のインプラント治療の説明を受ける際も、色々な医師の色々な説明を聞けば、多角的に考えられるようになるでしょう。

治療を受けるご自身が、どのような治療ができるのかというのを理解するのは、とても重要なことです。

 

誤診を防げる

インプラントのトラブルは以前に比べるとだいぶ減っては来ていますが、残念ながらゼロではありません。中には誤診による後遺症が残ってしまうこともあります。

  • インプラント治療の誤診によるトラブル
  • ・インプラントが骨と結合しない
  • ・インプラントがグラつく・脱落する
  • ・インプラント体が露出する
  • ・神経や血管を傷つけ激しい痛みが生じる

 

セカンドオピニオンで色々な意見を聞けば、上記のような誤診を防ぐことができます。

インプラントは手術も大切ですが、なによりも検査段階で的確に状況を判断することが重要です。

医師の見立てというのは実績や経験の豊富さ、知識・スキルの高さなどが影響します。

複数の専門医の意見を聞くことで、信頼できる医師治療法を選ぶことができるでしょう。

 

主治医との信頼が深まる

セカンドオピニオンを受けた後は、原則として主治医に以下のことを報告します。

  • ・セカンドオピニオンで得た情報
  • ・自分自身の考え方の変化

 

色々な意見を聞いて理解も深まっているので、腹を割って深く話すことができるでしょう。

 

セカンドオピニオンを受ける時のポイント

セカンドオピニオンを受ける時は、何を準備したらいいの?という方もいらっしゃると思います。

そこで、受ける時のポイントをまとめました。

 

質問内容を整理しておく

まずは、主治医から得た情報をメモなどにまとめておきましょう。その上で、他院でそれについてどう思うか意見を聞きます。以下のような項目はぜひ抑えておきたいものです。

  • ・顎の骨の状態に問題があるかどうか
  • ・全身疾患がある場合は治療を受けられるかどうか
  • ・適切な治療方法と治療の流れ
  • ・その治療を受けた場合のメリットやデメリット
  • ・リスクがあるかどうか
  • ・その治療にかかる費用や期間
  • ・トラブルがあった際の保証制度とその内容
  • ・メンテナンスの費用と通院の頻度

 

セカンドオピニオンを利用する場合、医師側は診断情報や紹介状を用意してくれます。その他の疑問点や不安などがあれば、聞いておきましょう。

 

原則として本人が対象となる

セカンドオピニオンは、原則として治療を受ける本人が対象です。家族や付添など他の方が代わりに受ける時は、患者さんの同意書が必要になり、場合によっては受けられないこともあると知っておきましょう。

 

セカンドオピニオンを受ける時の注意

セカンドオピニオンを受ける際には、以下のことに注意しましょう。

  • ・セカンドオピニオン先で費用がかかることがある
  • ・安く治療できる・早期に治療が必要などアピールしてきたら要注意

 

セカンドオピニオンは相談ですが、無料で行っているところと有料のところがあります。インプラントは自由診療なので費用が異なるのです。

あまり話を聞かない場合や、自院での治療をアピールするようなところは、後々のラブルも多いので注意しましょう。

また、セカンドオピニオンを拒否するような主治医であれば、信頼性が高いとはいい難いです。他の医療機関を検討するのがおすすめです。

 

インプラントはセカンドオピニオンを利用し、納得して治療に臨むのがおすすめ

インプラントは高額医療で難しい治療でもあるため、医療機関によって治療内容が異なることがあります。色々な医療機関・インプラント専門医に話を聞いて理解を深め、納得・安心のいく治療法を選びましょう。

◆この記事のまとめ
1. セカンドオピニオンは適切な治療を受けるための判断材料
2. セカンドオピニオンを受けたら主治医に報告する
3. セカンドオピニオンは他の医師の意見を聞ける
4. セカンドオピニオンは新たな選択肢が増える可能性がある
5. セカンドオピニオンはインプラント治療についての理解が深まる
6. セカンドオピニオンは誤診を防げる
7. セカンドオピニオンは主治医との信頼が深まる
8. セカンドオピニオンを受ける際には質問をまとめておく
9. 費用がかかることもあるので注意する