トピックスTOPICS

インプラント施術後に食べてはいけない食べ物や口内ケアの注意点

インプラントを施術した後、気になるのは食事です。食べてはいけないものなどを誤って口にして、せっかく入れたインプラントをダメにしたくありませんね。

ここでは、インプラント施術後に食べるのをしばらく控えたほうがいいものをお伝えします。その他、食事やお口のケアに関して施術後に注意することもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

インプラント施術後に控えるべき飲食物

香辛料が効いた食べ物はNGです

インプラントの手術後は、縫合したとはいえまだ傷口が安定していません。いわば傷がついているのに近い状態です。他の身体の部位で手術をした後しばらくは触らないほうがいいのと同じで、インプラントを入れた場所もなるべく刺激を避けることが重要です。

 

硬いもの

硬いものは噛んだときの衝撃が大きいので避けましょう。インプラントを入れ歯ばかりの時は、まだ完全に安定していないのでグラついてしまう可能性があります。

インプラントを入れているのと反対側で噛んだとしても、衝撃はインプラントを入れた側にも伝わってしまいます。

硬い食べ物の代表例は、堅焼きせんべい、フランスパン、するめ、ナッツ類などです。

ただし、フランスパンや南部せんべいなど水分でふやけるものなら、小さくちぎってスープや汁物に入れて食べることができます。

 

熱いもの・冷たいもの

極端に熱いものや冷たいものは、傷口への刺激になります。おじやや汁物類は、少し冷ましてから口に入れるようにしましょう。反対に、アイスクリームやかき氷などの冷たいものも控えてください。アイスコーヒーやアイスティーなどの冷たい飲み物は、常温にしてから飲むのがおすすめです。

 

酸っぱいもの

酸味の効いた食べ物も、傷口に滲みて刺激になります。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の食べ物や飲み物、の効いたもの、梅干しなどは控えるようにしてください。

 

香辛料がきいているもの

香辛料が効いた食べ物や飲み物は刺激になり、出血や痛み、腫れなどの原因になります。特に唐辛子がたくさん使われている激辛料理やカレーは食べないようにし、わさびやマスタード、コショウなどの使用も控えましょう。

シナモンなどの香辛料は、刺激が少ないイメージがあるので、大丈夫なのでは?と思うかもしれませんね。しかし、香辛料類は基本的に血流を良くする働きがあるので、インプラント周辺の血行が良くなりすぎて傷口の治りを遅くします

 

歯にくっつくもの

キャラメルやソフトキャンディ、お餅など歯にくっつきやすいものも控えてください。

仮歯が取れる要因や、インプラントのグラつきや脱落につながります。

 

アルコール

アルコールやお酒は施術日を含めて1週間ほどは控えるようにしましょう。アルコールやお酒が好きな人は辛いかもしれませんが、血行が良くなりすぎて傷口の治りが悪くなってしまうので注意してください。

傷口の治りが悪くなると、インプラントのグラつきや脱落の原因になり、場合によっては再治療が必要になることがあります。

 

インプラント施術後の状態

インプラント施術の際には、下記のようなことを行っています。

  • ・麻酔をする
  • ・顎の骨に穴を開けてインプラントを埋め込む
  • ・傷口を塞ぐために縫合する

 

鎮痛剤を処方するので治療後の痛みを抑えることはできますが、上記のような施術を行っているために、傷口が治癒するまではできるだけ安静にすることが重要です。

とはいえ、食事を摂らないわけにもいきませんね。そのため、できるだけ刺激の少ない柔らかい食事にする工夫が必要です。

また、麻酔が切れたばかりの時は、まだ麻酔の感覚が残っていて口内の粘膜を噛んだり熱いものでやけどをしたりする可能性もあります。そういった意味からも、刺激の強いものや熱いものは避けることをおすすめします。

 

インプラント施術後におすすめの食べ物

インプラント施術後に適している食べ物や食事は、以下のようなものです。

  • ・おかゆ
  • ・おじや
  • ・リゾット
  • ・ポタージュスープ
  • ・マッシュポテト
  • ・柔らかく煮たうどん
  • ・茶碗蒸し
  • ・豆腐
  • ・プリン
  • ・ヨーグルト
  • ・ゼリー飲料

 

しばらくは柔らかいもの中心になるので物足りないかもしれません。しかし、インプラントが安定してしまえば、以前のように何でも食べられる生活が戻ってきます。しばらくの辛抱と思って乗り切りましょう

 

食事に気をつけるのはいつ頃まで?

インプラントの施術後に食べるものに気をつけるのは、施術した当日から2〜3日くらいの間です。

治癒には個人差がありますので、基本的には医師の指示に従ってください。

インプラントを複数本入れた場合やオールオンフォーなどの施術を行った場合は、食事に気をつける期間を長めに取るよう指示されることがあります。

インプラント施術後から半年ほど経過すると、顎骨としっかりと定着します。半年後には普通に自然な食事がとれるようになるでしょう。

 

インプラント施術後に注意すること

インプラントを入れたばかりの頃には、食事以外に口内ケアでもいくつか注意したほうがいいことがあります。

 

麻酔が切れるまでは食事を避ける

歯科医院や病院から指示があると思いますが、麻酔が切れるまでは食事をするのを控えましょう

麻酔がきいている状態で食事をすると唇や粘膜を噛んでしまうなど、口周辺を傷つけてしまう恐れがあります。

 

反対側の歯で噛む

施術後2〜3日は柔らかいものを食べるのが基本ですが、噛む際にもなるべく、インプラントを入れたのと反対側で噛むようにしてください。

傷口をなるべく刺激しないようにするためです。

 

強いうがいをしない

うがいは意外にも口内に強い水流を作り出します。インプラント施術後にうがいをする場合は、いつもよりも弱めに行いましょう。

歯磨きをする時も、インプラントを入れた部分はしばらく避けてください。

インプラントが顎に定着するまでは、感染を防ぐためにも余計な負担や刺激をかけないことが重要です。

 

インプラント施術後は刺激を与えないようにしよう

インプラントの手術はごく小さいものですが、施術後の過ごし方は他の身体の場所を手術した場合と同じです。

刺激になるような食べ物は避け、なるべく触らないようにしてください。

インプラントの顎骨への定着は個人差があるので、医師の言うことを守って過ごしましょう。

◆この記事のまとめ
1.インプラント施術後に控えるのは、硬いもの・刺激物・極端に熱いものや冷たいもの・激辛料理など
2.アルコールや香辛料は血行が良くなりすぎて治癒を遅らせる
3.施術後は柔らかいものやスープ類、プリンやヨーグルトなどにする
4.食事に気をつけるのは施術後2〜3日程度
5.半年後には天然歯と同じように食べられる
6.強いうがいは避ける